人事管理や採用にAIが使われる流れがはっきりしてきました。光と闇と両方がある流れだとは思いますが、止まるはずもない流れなので、いい方向へ活用していきたいものです。
「『なぜ知ってる』突然の転職勧誘メール、仕掛け人はAI」『朝日新聞』2019626

コーチングに関して、「AIがどんなに発達してもコーチングは人と人との関係性に関わる優れて人間的な仕事だから、AIに取って代わられることはないよね」と言う向きがあります。

そうでもない気がします。これだけ膨大なデータを複雑に解析できると、コーチングをAIがやれるようになる日もそう遠くない印象です。莫大な金額を払って波長が合わないコーチに下手なことをされるより、手軽に安価にAIにコーチングしてもらったほうがいいという時代は結構すぐ来そうです。誰もがアクセスできる代物ではないのはコーチングの大きな課題ですので、そうなったら素晴らしいことだと思います。

すでに、アプリにSelf Help的なことを手助けしてくるものがたくさん生まれています。最近使い出した習慣化を助けるアプリは僕にはとても効果的です。

何より、去年から継続しているチャミンのポジティブインテリジェンスプログラムでは、すでに、ある種のアルゴリズムが入っているアプリを使って、日々、サボタージュを弱らせ、自分の力を回復させる練習をやるようになっています。

最近ベータ版として、自分がやりたいテーマでアプリにコーチングをしてもらうものまで提供されました。まだまだ萌芽的なもので、現時点で人がやるコーチングにかなうものではありませんが、将来の方向性を感じさせてくれます。

人がやるコーチングがまったく必要なくなるかと言えばそうではなく、むしろ、人ならではのところが研ぎ澄まされて、大切なところに集中できるようになる気がします。AIの時代は、基本的には、人が人ならではのことに集中できる望ましい時代なのだろうなと期待しています。